令和5年1月号
園芸作業のこの時期は、寒くて辛いと感じる方が多いと思われます。そのような中でもこの寒い時期に行う作業があります。プランターや鉢などに植物などが枯れているにも関わらず放置されてるものを処分や再生に適した時期です。シートなどに、放置してある土を広げます。草や枯れた植物を取り除き、残った土をシートに薄く広げておきます。広げた土の表面が乾きにより色が変わるようになったら、フルイにかけて選別し袋に入れます。表面だけでなく完全に乾かしてしまうと、ふるう時に微塵が舞ってしまうので、表面だけ色が変わるぐらいの乾燥で行うようにしましょう。その後は雨の当たらない日陰で保管しておきます。恐らく袋の中に草が生える場合もありますが気にせずに梅雨明けまで保管しておきます。梅雨明けと同時に再度シートに土を薄く広げて乾燥させます。夏の暑さにより乾燥も早く効率が良いので土の熱処理再生に向いています。この寒い時期に行う作業は、虫も少なく、ナメクジなどの半透明の卵も発見し駆除出来るので良いと思います。当店では、今年に入り徐々に園芸鉢、資材、用土、季節の山野草、盆栽素材なども入荷しております。本シーズンの園芸作業前に必要なもの処分するもの再生するものなどを整理する時期でもあると思いますので是非ご参考にして頂ければと思います。今年も当サイトを宜しくお願い致します。